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プロヴァンスの旅 その3 野生のフラミンゴ



プロヴァンスの旅の続きです。

プロヴァンスには、当初2泊3日の滞在予定でした。


それが、宿の予想以上の居心地の良さ、

毎日見える満天の星空が気に入り、

急遽もう1泊延長することに。


ちなみに、2日目は宿から歩いてゴッホが療養していた修道院の建物を観に行ったり、

また旧市街を探索したり、プールで遊んだり。


1泊延長することになったので、

3日目はとても気になっていたカマルグ湿原へ行くことにしました。


カマルグには、春から夏にかけて野生のフラミンゴが渡来するのだそう。

わたし、フラミンゴがだいすき。

あんまり動物園って好きではないのですが、

フラミンゴのコーナーは他のものよりも時間をとって見てしまいます。



サンレミを車で出て、海の方へ下ります。

と、程なくして、主人と大げんか。。。

車内は一気に険悪ムード。


そのため、車窓から見える広大な小麦畑も、写真に撮る気分でもなく、、、


しかも、フラミンゴが見当たらない。


最初にたどり着いた、主人が調べてきたフラミンゴスポットには全くいる気配がなく、


わたしがネットの情報で見かけたと書かれていた街へ行ってみるも、

どこにいるのか分からない。


車内はさらに険悪ムード。ピリピリ。


ちいさな街の売店のお兄さんに、地図を片手にフラミンゴを見たいんだけど、

と聞いてみる。


主人とこどもたちは、車を停めた広場のベンチで休憩。

けんか中のくせに、わたしが作ったサンドイッチ食べてやがる。チッ。


横目で見ながら売店のお兄さんにあれこれ質問。

わたしも英語全然だけど、ま〜あ、みんな英語喋らない。

でも、なんとかフラミンゴスポットを何カ所か教えてもらって、

わたしはひとりで車の助手席で地図を広げ、Googleマップを見ながら

いろいろ探っていると、

80歳くらいはいっているかな、というおじいちゃんが話しかけてきた。


もちろんフランス語なので、

「フレンチは喋れないの」

と、英語で言うと、

「イタリア語は?スペイン語は?」

と言ってきたので、

「スペイン語しゃべれるよ」

と言ったけれど、そのおじいちゃんは特にスペイン語が喋れたわけではなかったらしい。

なんだかよく分からないけれど、しきりにフランス語で何か言っていて、

困っていたら、

おじいちゃん、自分の薬指を指して、

「マダム?マドモアゼル?」などと聞いてきた。

ああ、そういうことか!

「マダム!!」

と答えると、「あ〜ざんねん」的な感じで笑いながら去って行った。。

おじいちゃん、けっこうな歳なのに、、、

フランス男はすごいねえ。。。




そんなこんなで、とあるフラミンゴスポットを目指して出発。

ちなみに車内はまだ険悪です。



けっこう細い道なのだけど、何台もの観光バスとすれ違い、

「もしや、この道を通ってればフラミンゴスポットがあるのかも!」

という期待が高まります。



目指していたスポットが近くなると、車が1台路肩に止まっていて、

干潟になっているところへ出られる小道があるところを発見。

もしや、ここでフラミンゴが見られるのかも。。。

と思ってわたしたちも停車すると、後ろから来た観光バスも数メートル先に停車!

こ、これは間違いない!!

観光軍団が押し寄せる前に、急ぐのじゃあ〜〜!

と、急いで干潟に出てみると、、、





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い、いたあ〜〜!!!




フラミンゴ!!!!!




わかります?遠くの、白っぽいの。

肉眼ではもう少し近く見えたのだけど、

それにしても遠いけど、

見れた〜〜〜〜〜




ここにたどり着くまでにほんとに紆余曲折(?)あったので

もう感動。




ああ、よかった。来て良かった〜〜

と、大満足で車に戻り、車内の空気もだいぶ回復。




や〜〜よかったよかった、帰りましょう。

と、車でまたサンレミの宿へ向けて帰る途中、

ふとある看板を見つけます。


その看板には、汽車や、フラミンゴなどの絵が描いてあり、、、

入場無料、と書いてあるので、

なんだろう?せっかくだから行ってみる??

と、寄り道することに。




敷地内にあった写真。すてき。




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敷地内の地図を見ると、どうもフラミンゴを見れるところがあるらしい。

これは行かねば!!


レンタサイクルがあるようだったので、

貸してもらえるかと窓口で聞いてみると、、、

やっぱり英語は一切喋ってくれない。


でも、横で聞いてた長女が、

「あ、もう終わりなんだって」と。


「なんでフランス語がわかるの!?」と驚くと、

「だって、テルミネ、とか言ったじゃん」と。。。

スペイン語とフランス語は似た単語がけっこうあって、

「終わる」という動詞はスペイン語で

「terminar(テルミナール)※これが主語と時制によって形が変わる」。


でも、わたしはフランス語の何を聞いても全然理解できない。

こどもたちはけっこう分かってる。

頭の柔らかさの差でしょうか。。。


こどもっていいな。。。




で、そのレンタサイクルは終了しているとのことで、

敷地内を走っている汽車に乗ってフラミンゴを観に行くことに。



かわいらしい汽車です。




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チケットを買って、車両に乗り込んで待っていたけれど、

全然出発しない。


なので、こどもたちに、

「さっき、スペイン語と似てることばがあったけど、

カタラン語はもっとフランス語に似てるから、

ためしに駅のおじさんにカタラン語で"何時に出るの"って聞いてきて!」

と頼み、待っていると、

おじさん、カタラン語で話しかけたのに分かってくれたらしく、

「あと5分だよ」と教えてくれたらしい。




そして、ようやく汽車が出発!

かなりガタガタギコギコ。



でも、景色は最高!





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そして・・・・・・









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フラミンゴが、、、、、




こんなにいっぱい!!!





しかも、近い!!!!!







「やっぱり金払ったらええとこで見れるわあ〜」

とか言う主人。。。





た、たしかにね。

さっき自分たちで見つけたフラミンゴスポットでは、

豆粒みたいに遠かったし。




でも、ここの近さったら、動物園並み!

でも、野生!




フラミンゴが飛ぶところも見れました。




淡いピンクで、ほんとうにかわいくて。。。





感動で、うるうるしてしまいました。







ちなみに、ここの沼地がとてもきれいで。


水面に、黄色い小さな花が一面に咲いていました。




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汽車から降りたあとは、

馬を見たり




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それから、ようやく宿へ戻りました。


帰りの車内の空気は完全回復。



フラミンゴパワー、おそるべし!!!




終わりよければ全て良し、ですね。







2014.09.12
プロヴァンスの旅 その2 馬とロバ



少し間があいてしまいましたが、

プロヴァンスの旅の続きです。



わたしたちが泊まっていたレジデンスの敷地の先に、

おそらくお隣のひとが飼っている馬とロバが見られるところがありました。




いろいろと敷地内を探索していたこどもたちが見つけて、

「馬がいるよ!」

と、わたしを案内してくれました。




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きれいな白馬と、かわいいロバ。


この辺りの馬はなぜか白馬が多いようです。




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「このふたり、とっても仲良しなんだよ!」

と言うこどもたち。



見ていると、ずっと寄り添っている。


「かわいいねえ〜」

なんて言っていたら、なぜか二頭が少しこちらを気にしつつも

同じ方向へ歩いて行ってしまいます。




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「どこ行くの〜?待ってよ〜」

と声をかけましたが、すたすたと一直線にある方向へ。




そこで、次女が叫びました。


「あ!!わかった!教えてるんだよ、ママ。。。」




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二頭が向かう方向へわたしたちもついて行きながら、

「なに?教えてるってなにを?」

と次女に聞くと、

「だってね、この白いロープ、電気が流れてるんだよ。

だからそれを教えてくれてるんだよ。

だって、あっちにあるもん、電気のやつ。。。」




電気のやつ??




そして二頭はある場所でぴたりと止まりました。

次女が「やっぱりだ!!」

と叫んだ。



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ほんとにあった、電気のやつ。。。




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「触ったら危ないよって、教えてくれたのかな」

「もしかしたら、この電気を切ってって、頼んでるのかも」




どっちだろうね。

でも、電気を勝手に切ることはできないし

しばらくわたしたちと二頭は見つめ合っていましたが



「教えてくれてありがとうね。

もう暗くなるから行くね。

バイバイ」


と言うと、

二頭はくるりとお尻を向けて

向こうの家の方へスタスタと歩いて行きました。




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ほんのひとときの馬とロバとの静かな会話でしたが

こどもの頃に見た夢のようで

とても幻想的でした。





2014.09.09
プロヴァンスの旅 その1



先日、やっと主人の休みが取れて、車で南仏のプロヴァンスまで行ってきました。


朝早く起きて、バルセロナを出て、道路標示にも「フランス→」




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高速に載って少し行ったところで、こどもたちのドキュメント(身分証明書)

を持ってくることを忘れたことに気づき、、、

まあ、こどもがドキュメント見せろって言われることはないとは思うけれど

備えあれば憂いなし、、

車で3時間もあれば着いちゃう隣国とはいえ、

一応スペインじゃないし、、、

引き返して、取りに戻りました。。。


まあ、のっけからそんなふうにバタバタでしたが、

昼頃にはプロヴァンスへ到着!


もう、一面のひまわり畑だったり




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目的地は、サンレミ・ド・プロヴァンスという小さな村。

レジデンスのチェックインまで少し時間があったので、

水曜日に開催されているというマルシェへ行ってみました。




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旧市街にずらりと並んだマルシェ。




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おいしそうなお惣菜屋さんや



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オイルやドライトマトのお店



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フランスと言えばやっぱりチーズ。



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ベリーもおいしそうだったな〜♡



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もうきのこも出てた。真ん中のはポルチーニ。

生のポルチーニはなかなか日本では見ないかな〜

ただ、このきのこ、生はけっこう虫がついてるのです。

それだけおいしいってことなのだけど。

乾燥ものの数倍おいしいですよ。ほんと。



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食べ物以外には、「プロヴァンスといえば」の、

ラベンダーの製品や、石鹸も。



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お花屋さんや籠屋さんもありました。

服なんかも売ってたけど、そこにたどり着く頃にはもう店じまいでした〜



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すぐに「つかれた〜」と言って抱っこしてもらおうとする息子。

わたしはけっこうすぐに抱っこしちゃうのだけれど、

パパといっしょの時はそうはいきません。



そんなとき、突然「うんち〜!!」と言い出した息子。

「ちょっと待って!今トイレ探すから」

と言うものの、

「出ちゃう〜!」

と言われ、焦る。

「すぐやから、がまんしろ!」

と、焦って息子を抱っこする主人。


すると、、、




後ろのわたしに向かって、舌を鳴らしてこのポーズ!!!




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ちょっと〜!

うそだったんじゃないの!?

抱っこしてもらう作戦だったんじゃ??


でも、ほんとに出ちゃったら困るので、一応焦りますよね。。。

う〜〜〜ん。





ぼちぼちチェックインの時間になったので、

てくてく歩いてレジデンスへ。


中心地から徒歩で10分くらいの場所にある、レジデンス。

少し歩いただけで、かなりのどかな風景です。




民家の車庫の壁に、こんな絵を発見。。。




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なんだろう??と思っていたら、その先に小さな闘牛場がありました。

闘牛だいすきな主人、さっき旧市街を闘牛の街宣車が通っているのをしっかり見ていて、

「今日ここで闘牛あるんちゃう!?来ようぜ!」

と。。。

でも、わたしは闘牛大嫌い。

見たくもないし、こどもに見せたくもない。。。

しかし主人はのりのり。


まあ、とりあえず、宿へ行きましょう。。。と、とりあえずチェックイン。




さっそくこどもたちは敷地内のプールでひと泳ぎ。




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ところで、わたしたちが泊まった部屋は、ロフト付きの6人部屋。

なかなか6人一緒に泊まれるところがないので貴重です。


しかも、テラスの先には、こんなすばらしいおおきなお庭が!



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ミルクも大喜びです!



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ちなみに、ヨーロッパは犬同伴で泊まれるホテルがとても多くて助かります。

みんな愛するわんこともいっしょに旅をしたいですもんね。





プールから出たあとは、さっきのマルシェで買ってきたお惣菜などを並べて、

テラスでごはん。



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どれもほんっとうにおいしかった〜♡




ほんとうは、ちいさなキッチンもついていたのだけれど、

電気コンロが壊れていて料理ができず。。。

キッチン使えたら、地元の食材を使って料理もしたかったなあ。




ここでの滞在中は、一度も外食せず、こうしてお惣菜やパンなんかを

毎回テラスで食べていました。




だって、ほんとうにこのテラスからの景色がすばらしくて。。。




日が暮れる時は、みんなでただただ景色を眺めていました。



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ところで、主人がどうしても行きたいと言っていた闘牛、、、

宿のレセプションの方に聞くと、夜9時半頃からあるとのこと。

歩いて目と鼻の先の場所だったので、(いやいや)行ってきました。。。




まず闘牛ということで、全く写真を撮る気がなかったことと、

途中から息子が寝てしまって抱っこしていたので

全然写真がなくて申し訳ないのですが、

なんと、わたしの知っている闘牛とは、全く別物の闘牛でした。




小さなこの村の住人がみんな集まっているのではというくらい、

小さな闘牛場はたくさんのひとであふれかえっていて、

しかも、まだ始まる前に、小さなこどもたちがグランドに降りて遊んでる。。。

そんなとこで遊んでいいの??

と思ったけれど、いいみたいで。。。



それに、地元のヤ○キーみたいな若者たちが、グランドでタバコを吸ってて、

なぜだかグランドの赤い塀から客席に飛び移ったりして遊んでいる。




なんだろう?と思っていたら、そのうち、はじまりはじまり〜ってなって

牛が勢いよくでてきた。


さっきのヤ○キーみたいな子たちは、一応闘牛士見習い?みたいな感じだったらしく、

前座としてなのか、みんなで牛を挑発しに行く。


そして、怒り狂った牛がヤ○キーたちに襲いかかる。

すると、ヤ○キーたちは、赤い塀から客席へ飛び移って逃げる。。。


そこで、ああ、さっき遊んでたと思っていたのは、

これの練習だったのか、と分かりました。



ここの闘牛は、スペインなどの闘牛のように牛を殺すことなく、

牛の角にリングを引っ掛けることを競うもののようでした。




そのヤ○キーたちの前座が終わると

次は一般の観客が中に入って挑戦していいことになり、

なんとうちの主人も。。。




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この赤い塀をステップにしてさっきの前座の子たちは客席へ飛び移っていたのですが、

主人曰くすごいジャンプ力、、とのこと。



そして、グランドの中央には謎のプール。。。

なんなのか、よく分からないのですが、

転んでびしょぬれになっているひとがいました。。。




主人、こんなことになると思っていなくてつっかけだったので、

はだしで参戦。


娘たちは、最初「嫌だ!恥ずかしいからやめて!!」

と止めていましたが、振り切って行ってしまった主人。



「恥ずかしい〜」

と言っていた娘たちですが、見ているうちに、

「やっぱりわたしもやりたい!行ってもいい??」

とか言いだしました。


一般参加の時の牛は一回り小さな牛でしたが、

それでもすごい勢いだったので、

いきなり初心者の娘たちが行くのはさすがに危ない気がしてやめさせましたが、

最後にこどもたちが飴などお菓子をもらえる時間があり、

それには娘たちも一目散に駆け下りて行きました。




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そんなこんなでプロヴァンス1日目は幕を閉じ、、、

と、思ったのですが、

宿に戻り、みんなシャワーを浴びて、

寝る前にわたしたちの部屋の外の芝生から空を見上げてみると、、、

なんとまあ、満天の星空!!




写真にはまったく写らなかったので、また写真はありませんが。。。




「こんなに綺麗な星空をみたことがない」

と言うこどもたち。



芝生に寝転がって、

みんなで何個もの流れ星を見たのでした。









2014.09.05
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